一戸建ては、マンションに比べると売り出し価格が決めにくいことがあります。

 

時間が経っても一戸建て売却できない時の対応

 

マンションであれば、同じマンション内の別の部屋の成約実績を参考に妥当な金額を決めやすいですが、一戸建てには2つとして同じ物件がありません。土地の形状、建物の構造、デザイン、築年数に道路との接地状況など、売却に関係するあらゆる条件が少しずつ異なります。土地の価格に相場はありますが、建物とセットで売るとなると、慎重に決めなければなりません。

 

売り出してすぐに反響が大きいからといって、一度売り出してからさらに上乗せすることはできません。かといって、高めに売り出すといつまでも売れない、という事態になりかねません。売却する時期によっても市場のニーズが異なります。

 

家を売るには、必ず理由があります。誰だって、せっかく手に入れたマイホームを手放したくはないはずです。家族構成が変わり、住みにくくなったなど、なんらかの理由があって売却を決意します。ローンが払えないなどの理由なら猶予はありませんが、なんとなく段差のないマンションが良い、というような理由であれば、急ぐ必要はありません。市場のニーズが高まるまで待つという選択もあるでしょう。

 

一戸建ての売却を決めたなら、まずは不動産屋に査定をしてもらうことになります。その上で、売却価格を決定し、売りに出します。売れにくい地域があるのは確かですが、一定のニーズがあり、適正な価格である限り、売れないことはないでしょう。

 

ある程度期間が経っても売れない時は、売れない理由を考え、場合によっては売却の見合わせや、価格の見直しなどが必要です。何人か購入希望者が現れ、見学にくる人もいるものの、購入に至らない、という場合は、価格の見直しを検討せざるを得ません。見にくる人がいるということは、ニーズはあるということです。それなのに売れないのは、その値段で買う価値はない家、と思われているからです。

 

築年数などから売主が適正だと思っていても、購入希望者にとっては高いと感じる理由があるはずです。